糖尿病の食事療法
糖尿病は、高血圧・脂質異常症(高コレステロール血症)・肥満などとともに動脈硬化を進める
生活習慣病の代表です。
実際に、狭心症・心筋梗塞・脳卒中・腎臓病などで当院にかかられている患者さんも
糖尿病で悩んでおられる方がたくさんいらっしゃいます。
糖尿病の治療は、この10年で多くの有効な新薬が出たため、以前より治療の選択肢も増えていますが、
やはり日々の食事療法(+運動)が基本になります。
“ 腹八分にしましょう” 、‟ 間食やジュース・スポーツドリンクは控えてください ”、‟ 体重を減らしましょう ”
とお話するだけでは具体性がなく、患者さんもそれができないので困っておられます。
そこで、糖尿病患者さんごとに、BMI(肥満度)・標準体重・活動度に応じた1日の必要カロリーを計算し、
主食(炭水化物)・主菜・副菜など、より具体的に食事療法のアドバイスができるようスタッフと共に
取り組んでいます(実際に、自分たちも3日分の食事のカロリー計算もやってみました)。
今後、クリニックとしても食事指導をより充実し、患者さんに還元できればと考えております。
折り紙で立体的なぶどうを作ってくれました🍇
今月も大作です♪