睡眠時無呼吸を治療することで
重篤な病気を予防できます。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気です。
無呼吸により睡眠中の酸素が低下すると、高血圧・糖尿病だけでなく、心臓病・脳卒中など、放っておくと命に関わる合併症を引き起こしてしまいます。
睡眠時無呼吸によって
引き起こされる合併症
高血圧(約2倍)
脳血管障害(約4倍)
心疾患(約3倍)
糖尿病(約1.5倍)
多血症
肺高血圧
不整脈
睡眠時無呼吸の検査・治療
睡眠中の無呼吸・酸素濃度などを測定し、睡眠時無呼吸症候群の判定を行います。検査はご自宅で行うことができ、センサーをつけて寝るだけの簡単な検査です。
検査をご希望の場合は、事前にご予約のお電話をお願いいたします。
検査で重症の睡眠時無呼吸症候群と判定された場合は、CPAP治療※を行います。
CPAP治療…CPAP(シーパップ)は、睡眠時無呼吸症候群の治療で最も普及している治療法で、睡眠時に鼻にマスクを装着して行います。睡眠時無呼吸になる患者さんは睡眠時に呼吸を行う際に気道が狭まる、または完全に閉じてしまうことでいびきや無呼吸を引き起こします。CPAPでは、装着したマスクから空気を送り込み、気道に一定の圧力をかけることで気道を広げ、気道が狭まるのを防止し、症状を改善させます。
睡眠時無呼吸チェック
次のような症状がある場合はご相談ください。
下記のような症状がある方は、睡眠時無呼吸症候群になっている場合があります。ぜひお早めにご相談ください。
- 睡眠時
大きいいびき
息が止まる - 睡眠時
息が苦しくて
目が覚める - 日中
会議中・運転中
に強い眠気 - 日中
いくら寝ても
疲れが取れない